第1回年次大会<終了>

幹事校:東京大学 i.school

― 年次大会概要 ―

【背景】
i.school も設立し4年度目を迎え、革新的で社会に大きなインパクトを与える製品・サービス・ビジネスモデル・社会システム等を生み出す力を養うイノベーション教育に関する活動成果や研究成果を発表し、互いに学び合う場としてイノベーション教育学会を設立することを考えてきた。
これまで京都大学、東京工業大学、慶應技術大学SDM、九州大学芸術工学研究院、九州大学QREC、東北大学SSD などにもお声掛けさせて頂き、準備を進めてきた。2012 年7 月に設立準備会を行い、今年度末に「イノベーション教育学会」の年次総会または立ち上げイベントに当たるものを実施する運びとなった。

【期日】
■2013年3月21日(木)13:00-18:00 キックオフワークショップ
■2013年3月22日(金)10:00-18:00

【会場】 東京大学本郷キャンパス
     A会場(100名程度)-フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール
     B会場(50名程度)-セイホクギャラリー

【費用】 
参加者:イノベーション教育に従事している大学教員や学生を主な参加者と想定
参加費:
2013年3月21日
 WS参加者:学生無料、社会人3,000円 /聴講者:無料
2013年3月22日
 聴講者:無料 /展示発表者:2,000円(/件) /懇親会:2,000円


― タイムスケジュール ―

日付時間項目
3/21(木)キックオフワークショップ※任意参加
13:00-18:00イノベーション・ワークショップ by 東京大学i.school
横田幸信/@会場B
18:00-19:00懇親会
3/22(金)10:00-12:00講演1:「イノベーション教育学会は何を目指すのか」
東京大学i.school エクゼクティブ・ディレクター 堀井秀之教授
講演2:「九州大学QRECの取組みとイノベーション教育学会への期待」
九州大学QREC センター長 谷川徹教授
講演3:「慶應大学SDMの取組みとイノベーション教育学会への期待」
慶応義塾大学SDM 専任教員 白坂成功准教授
1200-1300昼食
13:00-16:00展示発表 「イノベーション教育の実践と研究」@会場B
16:00-18:00パネルディスカッション
<パネラー>
九州大学QREC谷川徹教授、九州大学芸工学府平井康之准教授
慶應大学SDM白坂成功准教授、東北大学SSD本江正茂准教授
京都大学デザイン学ユニット十河卓司特定准教授
<モデレーター>
東大i.school 堀井秀之教授
18:00-懇親会@会場B

キックオフワークショップの投影スライドはこちら


― 研究発表について ―

目的

  • イノベーション教育を研究対象とした研究の成果を発表する機会とする。
    • 教育プログラムの教育効果の評価や心理学的な観点からのアイデア創出についての議論などを行い、それらがワークショップ・プロセスの向上に何らかの関連性が明示されている
    • 一つの教育プログラムの事例紹介の発表だけではなく、他事例との比較や分析なども行われており、学術的な観点から議論が展開されている。
    • 各研究者/学生間で教育プログラムに関する実践知や理論的考察を共有し互いにフィードバックを行うことで、今後の教育プログラムの質の向上を狙いたい
  • イノベーション教育のプログラム(WS型、短期合宿型など形式問わず)について、その設計者や運営者、関係者が、そのプログラム事例をある種の「作品」として、発表する機会とする
    • 今回は学会も初回ということもあり、教育プログラムの設計者のみではなく、それに参加した学生が振り返りも兼ねて事例発表する場合もあり得る
    • 発表趣旨や発表形態の理解のための他分野事例としては、建築・都市計画分野での「模型」、グラフィック/プロダクトデザイン分野での「作品」が挙げられる。
    • イノベーション教育分野において将来的に教育・研究上の実績/業績として評価されるものとしたい

期待される発表者

  • イノベーション教育に関わる、大学生や大学院生、大学教員、社会人

期待される内容

  • 一般的な学会における「ポスター発表」のような位置づけで、一定時間内に自由に見て回ったり、発表出来る機会となる予定
    • 但し、発表形態はポスターに限らず、既定の持ちスペース内で展示可能な形式であれば写真や映像など、他メディアを用いてもよい
    • イノベーション教育プログラムについては、作品としての最適な表現方法については依然として定まっていないため、敢えて発表形式は発表者に検討してもらうこととする
    • 持ちスペースのサイズについては、発表希望者の概数が判明次第決定するが、概ね通常のポスター発表程度のスペースと考えてもらいたい

発表内容には、教育プログラムの「目的」や「枠組み」、「プロセス」、「実施時の様子」、「教育効果」、「今後への課題」などが含まれていれば良い。